2026年6月期第2四半期決算説明
Solvvy、2Qとして過去最高売上を達成 既存住宅向け保証商材の好調等で、住宅領域の成長が下期業績を牽引する見通し
エグゼクティブサマリ

安達慶高氏(以下、安達):Solvvy代表取締役社長の安達です。これより決算説明をします。
まず、全体のサマリーです。1つ目は、第2四半期としては過去最高の売上を達成しました。住宅領域は順調に推移しました。非住宅領域については、GIGA保証で前期からの運営正常化対応が当第1四半期まで影響したものの、現在は一定収束したことにより、回復トレンドに向かっています。
2つ目は、経常利益は10億円を超え、半期の計画を達成しました。なお、通期業績に関しては据え置きとしています。
3つ目は、成長戦略についてです。住宅領域で推進している成功モデルを標準化するかたちで、新たな領域に展開しようと考えています。
4つ目は、財務戦略についてです。3億円の自己株式取得を決定しました。
FY2026 2Q 連結決算 概要

2026年6月期第2四半期業績ハイライトについてご説明します。まず、第2四半期連結決算の概要です。第2四半期期間では、売上高が17億4,100万円、営業利益が3億5,500万円、経常利益が6億6,700万円となり、いずれも前年同四半期を上回りました。
第2四半期累計の売上高は32億7,600万円で、前年同期比109.9パーセントとなりました。営業利益は5億5,700万円で、前年同期比83.4パーセントとやや減少していますが、第1四半期におけるGIGA保証の遅れが大きく影響したと考えています。一方、経常利益は10億4,400万円で、前年同期比121.9パーセントとなり、半期計画を達成しました。
四半期ごとの売上高推移

四半期ごとの売上高推移のトレンドについてです。過去の実績をご覧いただければおわかりになると思いますが、当社は基本的に下期偏重型で、後半になるほど売上高が伸びる傾向にあります。現時点では、第4四半期に売上高がかなり集中する見込みです。
特に、中古住宅向け保証商材、すなわち既存住宅向けの商材が非常に好調で、業績を牽引しています。下期にはさらに伸びると予想しています。
FY2026 2Q 連結決算 セグメント別

セグメント別の業績です。第2四半期期間の売上高については、HWT(HomeworthTech)事業が10億800万円で前年同四半期期比113.8パーセント、EXT(ExtendTech)事業が5億6,800万円で前年同四半期期比112.7パーセント、LFT(LifeTech)事業が1億5,700万円で前年同四半期期比145.7パーセントとなりました。
第2四半期期間の営業利益については、HWT事業が4億800万円、EXT事業が3億9,100万円、LFT事業が4,500万円となり、いずれも前年同四半期期比を上回る結果となりました。
第2四半期累計の売上高については、HWT事業が19億6,100万円で前年同期比113.5パーセントとなりました。一方、EXT事業は9億8,800万円で前年同期比87.8パーセントと若干減少しています。
また、第2四半期累計の営業利益については、HWT事業が7億7,800万円で前年同期比127.5パーセントとなりました。一方、EXT事業は6億3,100万円となり、前年同期を下回りました。ただし、GIGA保証については第2四半期から運営正常化対応が進捗し一定収束しており、回復トレンドに移行しています。
簡単ではありますが、第2四半期の状況をご説明しました。
私たちが考えるストックビジネスコンサルティング

当社のビジネスモデルと成長戦略について簡単にご説明します。当社は現在、ストックビジネスコンサルティングを提供しています。最近、世の中では「モノからコトへ」という認識が広まりつつあります。具体的には、商品を売り切るだけではなく、販売後の既存顧客をいかに活性化・収益化していくかが重要なテーマとなっています。
特に「箱物」と呼ばれる住宅領域は、売り切り型のビジネスが主流でしたが、現在は単なる売り切りではなく、お客さまの貴重な資源として活用することが重要視されています。
これをテーマとしたコンサルティングサービスが、当社が考えるストックビジネスコンサルティングです。具体的には、クライアントが所有する既存顧客の情報、技術、ノウハウといった資産の価値を向上させ、活性化・収益化するための提案や支援を行います。一過性の売上から脱却し、LTV(顧客生涯価値)を最大化する会員型ビジネスの構築を提案しています。
私たちの提供サービス

ストックビジネスコンサルティングを実現するために、独自のエンゲージメントプラットフォーム「会員型ビジネスOS」をクライアントに提供・販売し、運用しています。
「会員型ビジネスOS」はデータベースを基盤とし、保証アプリやポイントなどの各種機能を統合したプラットフォームで、最終的には最適なOne to Oneマーケティングの実現を目指しています。
会員型ビジネスによって実現するもの

クライアントの自社商圏において、通常のBtoCビジネスでは、商材ごとに個別のリサーチやブランディングを行った上でマーケティングを実施する必要があります。
しかし、「会員型ビジネスOS」をご活用いただくことで、自社商圏の形成を支援し、会員型ビジネスを実現できます。会員組織化によってクライアントと顧客の関係性を構築・強化し、低リスクかつ高精度なクローズドマーケティングを行うことが可能となります。
会員型ビジネスを加速するソリューション

エンゲージメントプラットフォームは、販売や運用のみならず、会員型ビジネスを加速させる幅広い伴走型支援ソリューションを提供し、クライアント企業のビジネスを支援します。具体的には、コンタクトセンターの運営やサイバーセキュリティ対策、コンテンツの企画・配信、サブスクリプションサービスの組成の他、トレンド商材に保証や分割払いを組み合わせるなどがあります。単なるプラットフォーム提供にとどまらない、クライアントに寄り添った幅広い支援を行っています。
エンゲージメントプラットフォームにはさまざまなパーツが含まれており、ニーズに応じて提供することで会員組織化を実現します。例えば、お客さまと長期的な関係を構築するために、保証、アプリ、ポイントなどを活用した仕組みを提供しています。
一方、構築した会員組織は、仕組みの提供だけでは収益化に至りません。そのため、活性化を促進する手段として、コンテンツの配信やサブスクリプションサービスを提供しています。
そして、幅広い商材群を提供し、金融サービスも織り込むことで、最終目標である収益化を実現します。さらにクライアントが保有する既存顧客を守るためにデータベースの保護といったセキュリティサービスも提供します。
お客さまのニーズに応じて、エンゲージメントプラットフォームを丸ごと提供して会員組織の構築を支援したり、全体の中の一部、例えばサブスクリプションサービスのみ、もしくはデータセキュリティのSaaSのみを提供することで、会員組織の活性化と収益化を実現しています。
会員情報集約を通じたデータベースマーケティングへ

当社の主力は保証サービス事業ですが、保証はエンゲージメントプラットフォームを構成するソリューションの1つにすぎません。例えば、クライアントと長期的な関係を構築する仕組みとして保証を提供したり、アプリを提供することがありますが、この場合、保証はソリューションの1つとして位置づけています。
お預かりしたデータベースを収益化する際に、保証をコンテンツとして活用することがありますが、この場合、保証はクライアントと長期的につながり続ける仕組みであると同時に、収益化の仕組みでもあります。
具体的には、お客さまからお預かりしたデータベースをクライアントと連携して活性化・収益化するというモデルを推進しています。これはプロフィットシェアを採用しており、特に住宅領域では非常にうまく機能している状況です。
クライアント支援事例

スライドは、クライアント支援事例をご紹介しています。ある大手マンションデベロッパーさまに対し、「オーナーズクラブ」というアプリおよびポイントを提供し、会員組織を構築するとともに、さまざまなシステムを導入し、最終的にリフォーム事業の運営でマネタイズする仕組みを提供しています。
このように、クライアントと一体となって実現する取り組みを行っています。
今後のビジネス展開

今後のビジネス展開としては、住宅領域で提供しているエンゲージメントプラットフォームを、住宅領域以外の業界にも積極的に提供していきます。
今後のビジネス展開

スライドに記載しているとおり、住宅領域ではデータベースマーケティング(DB)がすでに本格化しており、現在の収益の柱となっています。
この取り組みをカルチャーセンター領域に横展開しようと考えています。経営統合したメディアシークが提供している市場の6割から7割のシェアを占めている「マイクラス」というカルチャーセンター向けの基幹システムを軸に、ストックビジネスコンサルティング、すなわちエンゲージメントプラットフォームを提供することで、次なるマネタイズの機会を狙っています。また、大学領域への横展開も推進しています。具体的には、アクセンチュアと共同で大学アプリを提供する取り組みを進めています。
カルチャーセンター領域や大学領域ではリスキリングをテーマに掲げ、ストックの活性化・収益化を目指します。
当社業績構造と今後の成長イメージ

当社の業績構造は、BtoBビジネスとBtoCビジネスの2つから成り立っています。今後の成長イメージとしては、BtoB/BtoC双方の商材充実を通じて収益を確保していく考えです。
BtoBでは、主に仕組みを構築し、エンゲージメントプラットフォームの一部機能を提供しています。例えば、サブスクリプションサービスを提供したり、仕組み全体を提供することもあります。さまざまな商材をBtoBで提供し、クライアントを着実に増やしていきます。その上で、クライアントが持つBtoCのお客さまを活性化し、収益化を図るという2段構えの収益構造を取っています。
現在はBtoBの分野で、住宅の第1層と第2層の両面で数値を達成しています。まずは第1層のクライアントを他の領域で開拓し、BtoBtoCの領域に進めていくモデルを試行中です。
【再掲:2025年8月13日公表】新中期経営計画【2026.6期~2028.6期】

中期経営計画については、当初の見込みどおり進めていく予定です。今後3年間で50億円を目指したいと考えています。
質疑応答:EXT事業における第1四半期の業績と課題の詳細について
質問者:基本的な内容ではありますが、業績についておうかがいします。
EXT事業については、前期第4四半期に見込める範囲で織り込んで特別損失を計上したと思いますが、当第1四半期で少しつまづいた要因は何でしょうか
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